万が一の災害が起こったとき、建物の補償はもちろん、家財の補償も気になりますよね。
多くのご家庭が加入している「火災保険」は、「建物のみの補償」「家財のみの補償」もしくは「建物と家財の補償」を選ぶことができます。
どの補償にするべきか、迷う方も多いでしょう。
そこで今回は、家財保険(火災保険)に焦点をあてて解説していきたいと思います。
家財保険とは?
家財保険は、火災保険のオプションとして選ぶことができます。
家財保険の補償内容
家財保険金は、火災・落雷・水災・雪災などにより、建物の中にある家具や電化製品が損害を受けたときに支払われます。
衣類や自転車も含みます。
さらに、空き巣に入られて家財を盗まれたときも補償の対象となります。
家財保険に加入しない方も多くいらっしゃいますが、災害により家財や電化製品が損害を受けたとき、想像以上の金額が負担になることも考えられます。
家財保険の対象とならないもの
以下のものは、家財保険の対象になりません。
・契約者の故意による損害
・クレジットカードや小切手
・自動車
・パソコン内の保存データ
・ペット
・高価な貴金属 など
家財保険(火災保険)に加入する際の注意点
火災保険のオプションである家財保険は、地震による損害は補償されません。
地震の損害に備えるには、火災保険とセットで地震保険に加入する必要があります。
火災保険に加入していることが前提です。
また地震保険も、「住居用の建物のみ補償」もしくは「住居用の建物と家財の補償」を選びましょう。
まとめ
家財保険は、火災以外の様々な災害による損害を補償してくれます。
火災保険(家財保険)の加入は、法律で義務づけられていないものの、万が一のリスクを考えると加入しておくのが安心です。
また、もらい火(近隣から燃え移る)も自身の保険(火災・家財保険)で負担しなければならないケースも少なくないということを知っておきましょう。
さらに、地震に備える場合は、火災保険とセットで地震保険に加入する必要があります。
建物が劣化する原因と対策が知りたい方は、こちらの記事もどうぞ☟